2016.11.30

MariaDB

MariaDB 10.1.19 がリリースされました

オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10119-release-notes/

2016年11月7日に、MariaDB 10.1.19がリリースされました。
同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。

Notable Changes(主な変更点)

*XtraDB updated to 5.6.33-79.0
 
 XtraDBが、5.6.33-79.0 にバージョンアップされました。

*TokuDB updated to 5.6.33-79.0

 TokuDBが5.6.33-79.0にアップデートされました。

*Packages for Ubuntu 16.10 Yakkety added. 
 Use the Repository Configuration Tool to add the MariaDB Ubuntu repository to your system.
 
 Ubuntu16.10のパッケージYakketyが追加されました。
 システムにMariaDBのUbuntuレポジトリを追加するため、レポジトリ設定を使用してください。

*Fixes for the following security vulnerabilities:
	CVE-2016-7440
	CVE-2016-5584

 以下のセキュリティ上の脆弱性を修正しました。
	CVE-2016-7440
	CVE-2016-5584

MariaDB 10.1.19 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10119-changelog/

MariaDB10.1は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の最新の開発バージョンです。MariaDB10.0の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.6およびMySQL5.7の機能も備えています。

MariaDB10.1には、以下のような特徴があります。

・安全なマルチマスタ構成を実現するクラスタソフト「Galera Cluster」が手軽に利用可能
・テーブル、またはテーブルスペースの暗号化機能
・InnoDBのページ圧縮機能
・GISデータ(地理データ)に対応
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加

MariaDB10.1には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-101/

新たなサーバにMariaDB10.1をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.1にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/

下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org

MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/

以上