オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10030-release-notes/
2017年3月8日に、MariaDB 10.0.30がリリースされました。同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。
Notable Changes(主な変更点) *XtraDB updated to 5.6.35-80.0 XtraDBが、5.6.35-80.0 にバージョンアップされました。 *TokuDB updated to 5.6.35-80.0 TokuDBが5.6.35-80.0にアップデートされました。 *PCRE updated to 8.40 PCREが8.40にアップデートされました。 *MDEV-11027: better InnoDB crash recovery progress reporting MDEV-11027: InnoDBのクラッシュリカバリの進捗報告が改善されました。 *MDEV-11520: improvements to how InnoDB data files are extended MDEV-11520: InnoDBデータファイルの拡張方式が改善されました。 *Improvements to InnoDB startup/shutdown to make it more robust InnoDBの起動/シャットダウン機能がより堅牢なものに改善されました。 *MDEV-11233: fix for FULLTEXT index crash MDEV-11233: フルテキストインデックスのクラッシュが修正されました。 *MDEV-6143: MariaDB Linux binary tarballs will now always untar to directories that match their filename MDEV-6143: MariaDBのLinuxバイナリtarballは必ずファイル名にマッチするディレクトリに展開されます。 *As per the MariaDB Deprecation Policy, this will be the last release of MariaDB 10.0 for Fedora 23, CentOS 5, and RHEL 5. MariaDBの非推奨ポリシーに従って、本バージョンが Fedora 23, CentOS 5, and RHEL 5のMariaDB 10.0の最後のリリースとなります。 *Fixes for the following security vulnerabilities: CVE-2017-3313 CVE-2017-3302 以下のセキュリティー上の脆弱性に対する修正を行いました。 CVE-2017-3313 CVE-2017-3302 MariaDB 10.0.30 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。 https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10030-changelog/
MariaDB10.0は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の最新の開発バージョンです。MariaDB5.5の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.5の機能を備えており、MySQL5.6の機能もバックポートしています。
MariaDB10.0には、以下のような特徴があります。
・マルチソースレプリケーションの実装
・スレッドプール機能
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加
MariaDB10.0には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-100/
新たなサーバにMariaDB10.0をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.0にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/
下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org
MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/
以上