オリジナル版:https://www.percona.com/doc/percona-server/5.5/release-notes/Percona-Server-5.5.55-38.8.html
2017年5月10日に、Percona Server 5.5.55-38.8がリリースされました。同製品は、General Availability(GA版)となります。
Bugs Fixed(バグ修正) *If a bitmap write I/O errors happened in the background log tracking thread while a FLUSH CHANGED_PAGE_BITMAPS is executing concurrently it could cause a server crash. Bug fixed #1651656. バックグラウンドのログ追跡スレッドでビットマップ書き込みI/Oエラーが発生したとき、 同時にFLUSH CHANGED_PAGE_BITMAPSが実行されていると、 サーバーがクラッシュしてしまう問題を修正しました。 *Querying TABLE_STATISTICS in combination with a stored function could lead to a server crash. Bug fixed #1659992. ストアドファンクションとTABLE_STATISTICSの実行を組み合わせると、 サーバーがクラッシュしてしまう問題を修正しました。 *Queries from the INNODB_CHANGED_PAGES table would needlessly read potentially incomplete bitmap data past the needed LSN range. Bug fixed #1625466. INNODB_CHANGED_PAGESテーブルのクエリが、必要なLSNの範囲を超えて、 不完全なビットマップデータを不必要に読み込んでしまう問題を修正しました。 *It was not possible to configure basedir as a symlink. Bug fixed #1639735. basedirをシンボリックリンクとして設定できない問題を修正しました。 Percona Server 5.5.55-38.8 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Release notes を参照して下さい。 https://www.percona.com/doc/percona-server/5.5/release-notes/Percona-Server-5.5.55-38.8.html
Percona Server 5.5は、MySQL互換の高性能オープンソースデータベースとして注目されている「Percona Server」の開発バージョンです。Percona Server 5.1の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.1の機能も備えています。
Percona Server 5.5には、以下のような特徴があります。
・MySQL5.1にはない、サーバ変数やパラメータ変数の追加
・information_schemaの拡張
・高性能フラッシュストレージとの親和性強化
・Special Utility Userの実装
・高性能なストレージエンジンの実装
・その他、全体的なパフォーマンスの強化(オプティマイザ、スケーラビリティなど)
Percona Server 5.5には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.5/feature_comparison.html
新たなサーバにPercona Server 5.5をインストール、または利用中のPercona ServerからPercona Server 5.5にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.5/index.html#installation
下記のダウンロードページから、Percona Serverのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://www.percona.com/downloads/Percona-Server-5.5/LATEST/
以上