2017.07.18

MariaDB

MariaDB 10.2.7 がリリースされました

オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-1027-release-notes/

2017年07月12日に、MariaDB 10.2.7がリリースされました。同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。

Notable Changes(主な変更点)

* TokuDB updated to 5.6.36-82.0

TokuDBが 5.6.36-82.0 にバージョンアップしました

* MariaDB Backup beta now included for Red Hat, CentOS, and Fedora packages. See MDEV-13311 for an important note about restoring with this version.

MariaDB Backupのベータ版が Red Hat, CentOS, and Fedora をサポートするようになりました。また、リストアに関する重要な情報が記載されているので、MDEV-13311を確認してください。

* MDEV-13125: Core dumps can now be enabled dynamically

コアダンプを動的に有効化できるようになりました。

* New variables:
    - tmp_disk_table_size
    - tmp_memory_table_size

新しいパラメータ変数が追加されました。

* As per the MariaDB Deprecation Policy, this will be the last release of MariaDB 10.2 for Ubuntu 16.10 "Yakkety"

MariaDBの推奨ポリシーに基づき、Ubuntu 16.10 "Yakkety"は今後サポート対象から外れます。

MariaDB 10.2.7 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-1027-changelog/

MariaDB10.2は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の最新の開発バージョンです。MariaDB10.1の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.6およびMySQL5.7の機能も備えています。

MariaDB10.2には、以下のような特徴があります。

・Window関数の実装
・新しいステートメントの実装(SHOW CREATE USER, ALTER USER)
・共通テーブル式(CTE)の実装
・CHECK制約の実装
・InnoDBにおける空間インデックスのサポート
・AWS Key Management pluginの追加

MariaDB10.2には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-102/

新たなサーバにMariaDB10.2をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.2にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/

下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org

MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/

以上