オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10126-release-notes/
2017年8月10日に、MariaDB 10.1.26がリリースされました。同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。
Notable Changes(主な変更点) * The default for innodb_log_compressed_pages is now ON (see MDEV-13247) innodb_log_compressed_pages変数のデフォルト値が「ON」になりました。 * PCRE updated to 8.41 PCRE(Perl Compatible Regular Expressions)が、8.41 にアップデートされました。 * XtraDB updated to 5.6.36-82.1 XtraDBが、5.6.36-82.1にアップデートされました。 * TokuDB updated to 5.6.36-82.1 TokuDBが、5.6.36-82.1にアップデートされました。 * Innodb updated to 5.6.37 InnoDBが、5.6.37にアップデートされました。 * Performance Schema updated to 5.6.37 Performance Shemaが、5.6.37にアップデートされました。 * MariaDB Backup is now stable (GA) MariaDB BackupがGAになりました。 * As per the MariaDB Deprecation Policy, this will be the last release of MariaDB 10.0 for Ubuntu 16.10 "Yakkety" MariaDBの互換ポリシーに従い、Ubuntu 16.10 "Yakkety"向けにリリースされる最後のMariaDB10.0系バージョンとなります。 * Fixes for the following security vulnerabilities: + CVE-2017-3636 + CVE-2017-3641 + CVE-2017-3653 以下のセキュリティ脆弱性を修正しました。 MariaDB 10.1.26 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。 https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10126-changelog/
MariaDB10.1は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の開発バージョンです。MariaDB10.0の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.6およびMySQL5.7の機能も備えています。
MariaDB10.1には、以下のような特徴があります。
・安全なマルチマスタ構成を実現するクラスタソフト「Galera Cluster」が手軽に利用可能
・テーブル、またはテーブルスペースの暗号化機能
・InnoDBのページ圧縮機能
・GISデータ(地理データ)に対応
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加
MariaDB10.1には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-101/
新たなサーバにMariaDB10.1をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.1にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/
下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org
MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/
以上